#25 お金に縛られない生き方

現代社会においてお金は最も力を持つものと言っても過言ではありません。毎日仕事に行くのも大多数の人はお金が理由ではないでしょうか?確かに生きていく上でお金は必要です。しかし生きるためにお金を稼ぐ行為が気づけばいつの間にかお金を稼ぐために生きてはいないでしょうか?この記事ではお金との良い付き合い方、捉え方を紹介します。

お金は価値をわかりやすくするためのただの基準

お金が誕生する前人間は市場のような場所を形成し物々交換をして生活をしていました。しかし物によっては日持ちが悪かったり交換相手とのタイミングが合わず交換できなかったりと不便なことが多かったため、物々交換でトレードするのではなく物を一旦別のモノに交換する方法を思いつきました。これがお金の誕生です。お金自体には何の価値もありません。考えてもみてください、紙幣や硬貨そのものはただの紙切れと金属の塊です。ここで私が言いたいのは”お金そのもの”を欲しがってはいないか?ということです。

自分の価値を知る

お金を欲しがるのは良いことです。何故ならそれだけ何かやりたい事があるという意味に繋がるので。しかしただ単にお金が欲しいとだけ思っていては満たされる事はありません。お金が欲しいと思ったら「何故欲しいか」考えてみてください。「〇〇が欲しいから」「〇〇に行きたいから」理由は様々だと思います。思い浮かんだ理由にまた『何故?』と質問をしてみてください。一気に難しくなると思います。しかしこの答えが出ればあなたは自分が本当に必要としているモノに気づく事が出来るはずです

お恥ずかしいですが私の過去の例を紹介します。長い間、私は毎月の収入と同じくらい支出を出していました。お金の使い道は高価な洋服や装飾品ばかりでした。その頃はとにかくお金が欲しくて本業の他にアルバイトなどもしてとにかく時間があればお金を稼いでいました。しかしある時、もう着なくなった洋服たちを古着屋に売りに行った時に数千円ほどの値段しか付かず自分の中で何かが弾けました。「これの何十倍もの値段を出して買っていた自分が馬鹿みたいじゃないか?」「なんで買ったんだろう?」と深掘りしていくと自分の周りに良く見られたいという欲求に気づく事ができました。そこで具体的に誰にどんな風に良く見られたいのか?とどんどん深掘りしていきました。すると最終的には高価な服や装飾品なんてものはその欲求を満たすことに必要でない事がわかったのです。

それから私はお金を出す、出そうとする時に「これは何の価値に出すお金なのか?」と価値の正体を考えるようになりました。そうする事で自分の本当の欲求にアプローチできるからです。つまりお金を払うタイミングが自分の内側をまた一つ知るタイミングになるのです。この考え方を続けていると自分が本当に欲しいもの価値があると思うものに対しての優先順位を明確に知る事が出来るため人生の充実度がどんどん良い方向に変わっていきました。

ものは考えよう

結局お金とはそれぞれが持つ異なった価値を交換しやすくしたモノに過ぎません。それ自体には価値はないのです。じゃあお金を稼ぐのに必死になるのではなくて自分が欲しい価値の方を掴みに行ったほうが良くない??というのが今回のまとめです。

最後までお読み頂き有難うございました。

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