#1〜究極のダイエット〜

皆さんは今まで「今年こそは痩せるぞ!」と意気込み、無理な食事制限激しい運動をして断念した経験はありますか?

僕はあります。『毎日10キロ走』『一日一食』『朝バナナダイエット』などなどテレビや雑誌で紹介されたダイエット法を試しては失敗に終わってきました。

また体重ばかりに囚われて「○○kg痩せた、増えた」などと一喜一憂していました。

中には10kgほど痩せることができた時もありましたが、鏡に写った自分を見ると「何か違う、、」

自分の思い描いていた身体とは違う”違和感”がありました。

その答えは「脂肪よりも筋肉が落ちてしまっていた」ことでした。確かに体重は減っているのですが、見た目はというと身体に締まりがなくだらしの無い感じ。

そして気が付いたのです「ダイエットの敵は体重ではなく体脂肪だ!」と。

そして敵(体脂肪)について勉強しようと図書館にこもり”体が痩せる仕組や太る仕組み”を勉強しました。

そして最終的に行き着いた究極のダイエット法が ”筋トレ”と”食事管理”です。

「え〜筋トレとかしんどいじゅぁんマジ無理ぴえん」「食事管理とか激ダルじゅぁ〜んまじ無理ぱおん」とお思いの方もいるかもしれません。

でも大丈夫です。なんてたってこの僕も最初はぴえん族でした。

ダイエットを始める前に

何事もそうなのですが、何か目標を持ってそれを成し遂げようとする時には最初に「敵(目標)と自分の力の関係」を理解しなければいけません。

例えば「受験勉強」

まずあなたは敵(志望校)に合格するにはどれだけの学力が必要なのかを調べるでしょう。(敵を知る)

そして入学試験に必要な科目を調べてその科目を勉強していくはずです。そしてその科目の出題範囲や自分の苦手な分野を補強して合格へと至るはずです。(敵と現在の自分の力の把握)

入試に国数英の3科目が必要なのにずーっと地歴公民ばっかやっていても合格は難しいでしょう。

「え〜うちは推薦入試でいくも〜んっ」と思われた方もいるかもしれません。しかし、ダイエットに推薦はありません。しかも人それぞれ目指す体型は異なります。

まずは自分の目標(理想の体型)と現在地点(今の自分の体型)を比べる所からスタートしましょう。

そしてダイエットで倒さなければならない敵は”体重”ではなく”体脂肪”です。

身体が痩せる仕組みを理解する

次に理解しなければいけないのが『体が太ったり痩せたりする仕組み』です。

世間にはダイエットに関する色々な情報が溢れかえっています。

そもそも太るとは体重が増える事ではなく脂肪が増える事だと僕は思っています。だってめちゃくちゃマッチョになって体重が増えた人のことを「太った」と言えるでしょうか?

逆に体重は減ったのに「太った?」と聞かれた経験がある方もいるでしょう。なので体重はあくまで目安です。真にフォーカスしたいのは体脂肪なのです。

それでは体脂肪についてみていきましょう

体脂肪は1kg当たり約7200kcalと言われています。つまり体脂肪を1kg減らすには7200kcal消費すればいいんです。

体脂肪の増減には以下の事が当てはまります。

摂取カロリー>消費カロリー =太る(体脂肪が増える)

消費カロリー>摂取カロリー =痩せる(体脂肪が減る)

とてもシンプルですね。ではなぜダイエットに失敗してしまうのか?

それは運動(消費カロリー)は思ったよりも少なく、食事(摂取カロリー)は思っているよりも多いという認識のずれからきていると思います。

例えば「今日は運動したからアイス食べよ〜」なんて会話よく耳にしますよね。

しかし体重70kgの人が1時間ウォーキングをして消費するカロリーはたったの約220kcal

それに比べてアイス(例えば明治エッセルスーパーカップバニラ味)の摂取カロリーは1個当たり約370kcal

どうでしょうか?1時間も歩いたのにスーパーカップを食べるとプラマイゼロいやむしろプラス

このような認識のズレの積み重ねによって徐々に太っていくのです。

カロリーがお金だったらどうでしょうか?

例えばあなたのお財布に1000円あるとします。そしたらスーパーでもコンビニでも1000円以上のものは買うことができません。でもカロリーは目に見えないのでついつい予算オーバーしてしまう。

僕がここで言いたいのはカロリーを意識して食事を取って欲しいということです。

ここでは思ったよりも多い摂取カロリーについて話したので次は消費カロリーについて見ていきましょう。

消費カロリーを知る

なんと消費カロリーの大部分は運動ではありません! ”基礎代謝です。この言葉はあまり馴染みのない言葉かもしれません。

基礎代謝とは『何もしていなくても1日に消費するカロリー』のことを言います。心臓を動かしたり呼吸をしたりと気がつかない内にとても多くのカロリーを消費しています。

例えばAさん(身長170cm体重70kgの男性)の1日の基礎代謝は約1700kcalもあります。

そしてさらに運動をしていなくても基礎代謝を除く1日の活動(通勤や通学、立ったり座ったりなど)でAさんならプラス約600kcal消費します。

Aさんは1日のトータル消費カロリーが約2300kcalで仮に2200kcalの食事をとると1日約−100kcal消費することができます。(消費カロリー>摂取カロリー)

Aさんがこの生活を72日続けると(−100kcal×72日=−7200kcal)体脂肪が1kg減る計算になります。

*「基礎代謝 計算」「消費カロリー 計算」と検索すると自分の基礎代謝と1日の消費カロリーを調べることができるので是非調べてみて下さい。

「え〜じゃあ毎日100kcalくらい取れば秒で痩せるじャン!!」と思った方もいるかもしれません。

それでは行けません。行き着く先は飢餓です。大飢饉です。餓死です。

基礎代謝とは生命活動を行うために必要なカロリー(エネルギー)です。それを減らしてしまうと身体は省エネモードになってしまいます。省エネが本当に必要なのは車とエアコンです。リッター1000kmくらい走って欲しいです。

身体の省エネモードとは(なるべくカロリーを消費しないようにする)状態です。

具体的には脂肪を溜め込みやすく分解しにくくなったり、一回の食事でカロリーをめちゃくちゃ吸収するようになったりします。

痩せるためにやっているのに痩せにくい身体になってしまう。。。本末転倒です。

まるで小学生の頃に好きな子に意地悪して嫌われちゃうみたいな感じです。

嫌ですよねそんなの!好きな子には好きってちゃんと伝えましょうよ!!優しくしましょうよ!!

すみません。話が逸れてしまいました。

ここで重要な事は痩せるには

消費カロリー>摂取カロリー

この形を守りつつ基礎代謝は必ず上回るようにカロリーを摂取するという事です。

注意したいポイント

ここまでの流れで基礎代謝ギリギリの食生活を続ければ痩せると思った方もおられると思います。

答えはYESでありNOです。僕も最初は基礎代謝ギリギリの食生活を送っていました。

最初のうちはみるみる痩せましたがそれがピッタリと止まる時期が来たのです。

『停滞期』です。身体が基礎代謝ギリギリの食生活に慣れてしまい省エネモードに入ってしまったのです。

本来ならここで摂取カロリーを減らしたりするのですが基礎代謝ギリギリなので落とすに落とせません。かといって消費カロリーを運動で増やそうとしても毎日何百kcallなんて無理です。

『チートデイ』などこの状況を打破する方法はあるのですが少し難しかったりコツがいったりと、この記事では長くなってしまうので別の記事にて書きたいと思います。

まずは皆さんには

(基礎代謝+1日の消費カロリー)−100kcal程度

を目安にカロリーを摂取していただきたいです。

そして体重が同じような数値をウロチョロしだしたらもう100kcal下げていくというような具合で調整してみて下さい。

カロリーとかよくわからんしぃ〜ムリ」という方も居られるかもしれません。

そんな方のためにこのブログを開設しました。

これからこのブログでは「これで○○kcal」というような料理のメニューをたくさん投稿していき、ゆくゆくは皆さんが「あ〜今日あと○○kcal食べられるなぁ〜何食べよう?」と思った時に気軽に検索してレシピを提供できるようなお役に立てるサイトにしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

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