皆さんはマインドフルネスと言う言葉を聞いたことがありますか?「聞いたことはあるけどなんだか胡散臭い」「よくわからない」「なんのためにやっているの?」と思われている方も多いかも知れません。
私自身も3年ほど前にマインドフルネスを知った時は「なんやこれ、うさんくさ」と思いました。しかし好きなハリウッドスターたちがこぞって実践しているというのを知り手のひら返し。「試してみるか!」とスタートして、本日に至ります。
今回はそんな「マインドフルネス」について筆者自らが3年にわたって体験した効果や実践法、メリットやデメリットなどを紹介していきます。
ぜひ最後までお楽しみください!
マインドフルネスとは
マインドフルネスとはざっくり言うと「今」に注目、集中している状態の事を言います。「何を言ってるんっだ??」と思った方ももう少しだけ読んでみてください。せめて次の質問にだけ答えてみてください。
「あなたは今この瞬間を意識(集中)して生きていますか?」
「YES」と答えられた方はもう読まなくても大丈夫です。あなたはマインドフルネス状態です。一方で「NO」と答えた、あるいは「どう言うこと?」と疑問に思った方はぜひ読み進めてみてください。
あなたは何かしている時によく他のことを考えたりすることがありませんか?例えば本や映画を読んだり見たりしている時に全く関係のないことを考えていて内容が入って来ずもう一度読み直したり巻き戻したりした経験はないでしょうか?
それは「今この瞬間」に集中出来ていない状態です。心ここに在らず。マインドフルネスはそれを改善し「心ここにあり」の状態にしていこうというアプローチなのです。
効果(メリット)
筋トレは外見を鍛えますが、マインドフルネスは中身つまり精神を鍛えます。
具体的には
・短気の改善
・集中力の質と持続力の向上
・ポジティブシンキング(前向きになる)
・脳を鍛えられる
などがあります。
この中でも私が一番取り組みたかっったものが短気の改善です。私は幼い時から短気で「小さいことですぐにイライラしてはモノにあたって後悔する」を繰り返していました。お恥ずかしい話ですが学生の時、コンタクトレンズが入らずイライラして鏡を殴りバラバラに割ってしまったことがあります。それから学生寮を出るまでバラバラに割れた鏡をガムテープでくっつけて使用していました。哀れですよね。。
そんなどうしようもない短気がマインドフルネスを実践するようになってから本当に改善されました。すぐにイライラする事もなくなりものに当たることもなくなりました。
また集中力も大幅にUPしました。私は昔から好きなことには集中できるのですが嫌いなことには全く集中出来ませんでした。授業中もずっとお絵描きをしてましたし更には本を読むのが大嫌いで漫画すら読めませんでした。文字を読んでいる間に違うことを考えてしまい全く先に進めなかったのです。そのせいで読書感想文は犬の図鑑で書くほどでした。
しかし社会人になったある時、好きなUS rapperのG-Eazyがインタビューの中で「読書が好きで必ず本を持ち歩いている。本は自分の価値観を広げてくれる」と答えているのを見て衝撃が走りました。「本読まなきゃ、」そう痛感したのです。そして読書とマインドフルネスを並行して取り組んでいきました。最初は何も面白くなかったですがマインドフルネスを実践していくうちに本がキチンと読めるようになりまた読書が「楽しい」と思えるようになりました。
マインドフルネスのおかげで苦手なことに集中力を注ぐことが出来るようになり、またそこに”楽しさ”(前向きな気持ち)を見出せるようになったのです。
実践方法
私が行っているマインドフルネスの実践法は瞑想です。瞑想というとなんか胡散臭いと感じる方もいるかも知れません。実際に私も実家に帰った時に朝起きて瞑想をしていると母親に「あんた変な宗教入ってへんやろな!」と言われたことがあります。
瞑想自体はごくごくシンプルです。
1.自分が落ち着く場所に座る(椅子でも床でも)
2.目を瞑り(開けてても可)背筋を伸ばす。
3.鼻から息を吸い口から吐く。
4.自分の呼吸に意識を集中させる。*全集中の呼吸ですね。(ちなみに私は猗窩座派です)
5.呼吸に集中している時に何か別のことが頭に浮かんできたらそのことに”気づいて”あげる。そしてまた呼吸に集中する。
6.10分間4と5を繰り返す。
- ポイント
この方法を実践するにあたって大切なことは別の事が頭に思い浮かんだ時に「ただただ”気づいて”あげる」という事です。思い浮かんで来たことに対して良し悪しを付けるのではありません。まるで傍観者のように「あ、今〇〇のこと考えてるなあ。よし意識を呼吸に戻そう」という感じです。どんなことがどんなに頭によぎってもいいんです。この意識を呼吸に戻すという行為こそが「脳を鍛えている」のです。
また瞑想を行うにあたってお勧めしたい時間帯は起床後です。瞑想をして1日のスタートを切ることで気持ちのいいリフレッシュした1日を送る事ができます。
デメリット
- めんどくさい
ただただこれに限ると思います。特別時間をとってやるのが本当にめんどくさく感じてしまうことがあります。私もこの三年間毎日続けて来れたわけではありません。いっぱいサボりました。でも続けていれば効果を実感することができました。
ー対策
面倒な時は十分間瞑想するのではなく5分や3分など時間を短くしたりすると続けやすいです。また私はここ一年程、瞑想アプリMeditopiaを使用しています。瞑想を心地よいバックミュージックと音声でガイドしてくれるのでとても使いやすくおすすめです。
さあ今回はマインドフルネスについてご紹介しました。これは私が人生でお勧めしたいことTOP3に入るくらいお勧めなのでぜひ一人でも多くの方に試していただきたいです。
ここまでお付き合い頂きどうも有難うございました。
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